ストーリーモード、伊豆後編は別の回でお送りさせていただきます。
当ブログでは、直近IPO(数年以内)の情報についてIPOスカウターと称しまして定期的に共有していきたいと思います。私が日本市場でIPOセカンダリを推す理由は下記の通りです。但し、様々な立場の方に合った投資手法を共有していくことが当ブログの目的ですので、あくまで一つの手法とご認識いただければと思います。

25.1.22ポスト⇩
◎IPOセカンダリ/究極の先回り投資法📱
私見ではありますが、日本市場を触るのであれば一見リスクが高いと思われる直近IPOのセカンダリ投資が有効であると考えています。
何故ならテンバガーは難しいものの時価総額2-3倍を狙える銘柄がゴロゴロしており、目論見書を事前に読み込めばアドバンテージが見込めるためです。要するに時価総額100億以下では組織のルール上買えない機関投資家達の先回りをしていく訳です。

しかしこの茨の道は魑魅魍魎であり上場廃止、粉飾決算、VCによる売り浴びせ等資本主義社会の究極を味わう可能性を秘めながら是々非々で投資判断していくことになります。ただ、投資家の力量がはっきりとパフォーマンスに現れる土俵でもあります。
グロース市場はハイリスクハイリターンの市場です。しかし分析や日々の株価変動等、手間をかけながら個別株に取り組んでいく以上パフォーマンスを徹底追求しなければあまり意味はないと思います。平均程度のパフォーマンスを狙うのであればオルカンやS&P500、FANG+等の優秀な投資信託で充分だと考えるためです。
実は日本市場特有の『低時価総額』『IPOディスカウント』という独特な背景に投資優位性があります。企業が株式市場に初めて株式を発行する場合、概ね「IPOディスカウント」が設定されます。これは公募価格を発行価格よりも低くする戦略で、投資家へのインセンティブとして機能します。但し、全ての企業に優位性がある訳ではありません。一部の優良企業にのみ機能します。
話を戻しますが、今回ご紹介する24年11月IPOのグロービングは東京都港区に本社を置くコンサルティング企業です。 IT分野に強みを持ち、デジタルサービス「SaaS by GLB」の提供のほか戦略コンサルティング・DXコンサルティング等のサービスを提供しています。
ビジョン「挑戦こそ最大のコンテンツである」
我々Globe-ingは社会/事業変革に“挑戦”するためにつくられた“舞台装置”であり、素晴らしい未来、そして社会、人、事業を生み出すための、“本質的な変革に挑戦し続ける”日本で唯一のプロフェッショナル集団となることを目指しています。

⬜︎これまでのハイライト
初値→時価総額300億付近で寄る。企業のポテンシャルを考えれば割安であった。IPOディスカウントによる優位性が良く出た事例

株主構成→オーナー大量保有、利害関係者のみ。ロックアップ解除180日だが解除後も支障(売り圧になるような状況)が出る状況は考えにくい

財務状況→自己資本比率65.2%、有利子負債0の優良経営。人員確保等の先行投資にも積極的でトップライン/営業利益も順調に推移


事業内容/平均年収/営業利益率等を鑑みるとコンサル業界のレジェンドである『ベイカレント』を彷彿とさせます。現状時価総額は595億。AIロボティクスや今後ご紹介するIPOとともに定期的に時価総額の追跡と業績ハイライトをしていきたいと思います。
第23話に続く
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