今日は株式投資に欠かせない指標、PERの活用方法について考えていきたいと思います📘

PER(株価収益率)は株価の妥当性を測るために重要な指標です。

とっつきにくく感じられるかもしれませんが、計算式は単純です☟

PER=株価÷ 1株あたり純利益(EPS) となります。

PERは株価と利益を比べて株価が割安か割高かを判断するための指標です。
Price Earnings Ratioの略称で、日本語では「株価収益率」と呼ばれます。

PERのみで株価が割高か割安かを議論している場面を見かけることがありますが、当指標のみで株価の妥当性は判断出来ません。類似・同業種銘柄との比較や業界全体のトレンド、企業単体の利益成長性から逆算することにより初めて妥当性が判断できます。

直近で顕著にPERの水準訂正 が見られた業界が『銀行』です。

日銀は1月24日の金融政策決定会合で昨年7月以来の利上げを決め、政策金利を17年ぶりの0.5%程度に引き上げました。長年銀行を苦しめてきたマイナス金利から完全脱却していくフェーズに入ってきました。

利上げとは中央銀行が政策金利を引き上げることをいいます。政策金利は誘導目標金利とも呼ばれ、中央銀行が金融政策を実施する時に調整される短期金利のことを指します。利上げによって金利が上昇すると、金融機関は今までより高い金利で資金を調達する必要があるので、企業や個人に貸し出す際も金利を引き上げることになります。

更に、来年には政策金利を1.5%まで引き上げるのではないかという情報が流れております。利上げによる業績変革の思惑により銀行株全般に水準訂正が入っています。

チャートは住信SBIネット銀行ですが、PERは24倍を超えました。これは業界水準である12倍程度を大きく上回っておりますが、業界全体の増益率も+27.2%で業績&思惑のハイブリッド相場が展開されております。

又、日銀が利上げを実施すると変動金利型の住宅ローン金利が上昇する可能性があります。よって不動産業界の景況にも影響する恐れがあり注意が必要です。当ブログでは、今後不動産関係の知識等についても綴っていければと考えております。

第28話に続く